カードローンの種類と総量規制

コラム

キャッシュカードを使うのと同じように、カードを使ってお金を借りることが出来るカードローン。今ではコンビニなどで24時間利用できるカードローンもあり、本当に便利な存在です。そんなカードローンですが、一口にカードローンと言っても、いくつかの種類があって、それぞれに特徴があります。ですから、カードローンを利用する時には、それぞれの特徴を知った上で、自分の状況に合ったカードローンを選ぶことが大切です。
特に、例えば消費者金融などに対する間違ったイメージや偏見で決めてしまうのは、実はとってももったいないことかもしれません。イメージや偏見ではなく、しっかりとした知識を持って、自分にぴったりなカードローンを見つけましょう。
今回は、カードローンの種類や意外と知られていない総量規制について解説します。

カードローンは大きく分けて、こんなにもあります

そもそもカードローンとは、銀行などの金融機関の融資の1つで、キャッシュカードと同じように、カードを利用して現金を借りることが出来る商品のことを指します。
限度額の範囲内であればいつでも繰り返して借入、返済できることが、他のローン異なる大きな特徴です。
また、基本的に保証人や担保を必要とせず、使い道を指定されることもありません。
ただ、住宅ローンや教育ローンなど使い道が決まっているローンと比べると、金利は高めに設定されていることが多くなっています。
最近では、WEBで申し込みから契約まで完結でき、カードローンと言いながらもカードを発行せずに、スマホのアプリを利用してお金を借りることが出来るサービスもあります。
それではまず、カードローンの種類を紹介しましょう。

①銀行系のカードローン

カードローンと聞いて、まず思い浮かべるのは銀行のカードローンだという人がほとんどではないでしょうか?
銀行が利用者に対して行っている融資のうちの1つで、銀行の融資の中では比較的受けやすいものが多くなっています。
銀行系のカードローンの特徴をまとめます。

1. 金利が低い

銀行系カードローンは、他のカードローンに比べて金利が低いという特徴があります。
大手メガバンクの1つである三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は利用限度額によって変わりますが、金利1.8%~14.6%です。
特に、限度額が10万円以上100万円以下の場合、銀行以外のカードローンでは、法律で定められた上限ぎりぎりの金利である18%程度がほとんどですが、三菱UFJ銀行では13.6%~14.6%となっていて、大きな差があります。

2. 審査が厳しい

銀行系のカードローンは、他のカードローンと比べて審査が厳しくなっています。
本来であれば、銀行系のカードローンであっても、三菱UFJ銀行はアコム、三井住友銀行はモビットやプロミスと同じSMBCコンシューマーファイナンスなど、大手消費者金融が審査を行うことが多いので、銀行と消費者金融の審査には差がないはずです。
事実、以前は銀行だからといって必ずしも審査が厳しいとは言えない状況もありました。
しかし、2018年1月に実施された銀行の個人融資に対する規制によって、銀行カードローンの審査が厳格化し、現在では銀行系のカードローンに対する審査は厳しいのです。

※もっと詳しく:『なぜ銀行カードローンは審査が厳しいのか、その理由を解説!』

3. 即日融資不可

以前は、銀行のカードローンでも即日融資が可能でした。
しかし、こちらも2018年1月の規制によって、反社会勢力への対応としてカードローン審査時に、警視庁のデータベースと照合して反社会勢力かどうかの調査をしなければならなくなりました。
この照合に時間がかかることから、現在銀行系のカードローンは即日融資ができなくなり、最短でも翌営業日の融資となっているのです。

4. 口座開設が必要な場合がある

銀行系のカードローンでは、基本的にその銀行に口座を持つ必要がある場合が多いので、現在口座を持っていなければ、借入のために新しくその銀行に口座を開設する必要があります。

このように、金利が低いというメリットはあるものの、やはり銀行系のカードローンは制約が多くなっています。
ですから、お急ぎではなく、かつ他社での借入がない人にはおススメと言えるでしょう。

②消費者金融系のカードローン

消費者金融という言葉に良くないイメージがある人もいるかと思います。
しかし、それは過去に「サラ金」と呼ばれた消費者金融のことです。
現在の消費者金融はしっかりとした法律の元で金融業を営んでいる業者がほとんどですから、以前のような高金利や違法な取り立てといったことはありません。
むしろ、お堅い銀行より柔軟性のあるサービスが多いので、利用する価値は高くなっています。

1. 銀行系に比べ若干高い金利

消費者金融と聞くと、金利がものすごく高いイメージはありませんか?
たしかに、消費者金融のカードローンは、銀行系のカードローンに比べると、若干金利が高いのは事実です。
しかし、現在の消費者金融は以前のものとは違い、法律で定められた金利を守る義務がありますから、銀行と比べてあまりに高すぎるということはないのです。
実際、プロミスのカードローンは、金利が4.5%~17.8%で、銀行系のカードローンと大きな差はありません。
もちろん、業者によっての差はありますが、消費者金融の金利は非常に高いということはない事実を理解しておきましょう。

2. 実績を積まなければ限度額が増えない

消費者金融は、銀行とは違い年収が高いからといって最初から大口の融資をすることはほぼありません。最初の限度額は50万円程度が相場になっていて、確実な返済を繰り返すことで限度額が増える場合もあります。

3. 銀行系に比べて審査が良心的

消費者金融では、年収や安定した収入がある場合は比較的審査が通りやすいと言えるでしょう。
職業としての、会社員のみならずパートやアルバイトでも安定した収入があると認められれば審査が通ります。ただ、消費者金融の審査の中で銀行と大きく違うのは、他社の消費者金融からの借入金額のチェックです。これは、契約しているすべての消費者金融からの借入が年収の3分の1を越えてはいけない、という法律があるからで、他社の消費者金融からの借入額が大きい場合は、返済などに問題がなくても審査に通らない場合があります。
この法律については、この記事の後半で解説します。

4. 即日対応可

消費者金融のカードローンの大きなメリットは、申し込んだその日に融資を受けることが出来る、ということです。

アコムやアイフルなど、早いところでは最短30分で融資が可能になっていて、急を要する出費がある場合に最適です。
また、WEBで申し込みから契約まで完結でき、来店する必要もなく、郵便物も一切なく借入が可能なところもあります。

このように、金利や限度額ではややデメリットと言える部分もありますが、金利については、銀行とそれほど大きな違いはありません。
さらに、銀行に比べて審査が良心的で、最短30分、遅くとも即日での借入が可能で、郵便物もありません。

また、初めて利用する場合、金利0円の期間を設けている業者もあります。
ですから、急な借入が必要な人や、郵便物などがあると身内に知られてしまうという心配のある人、返済計画がしっかりしていてすぐ返済できる人にとっては、消費者金融が最適です。

③信販系のカードローン

カードローンと言えば銀行系と消費者金融系の知名度が高いのですが、もう1つ、信販系のカードローンもあります。
信販会社というのは、クレジットカードを発行している会社のことで、このクレジットカード会社が個人に対して行っている融資が信販系カードローンです。
クレジットカード会社が取り扱っているとはいえ、クレジットカードに付帯しているキャッシング枠とカードローンは別物で、限度額や金利に違いがありますので、混同しないようにして下さい。

1. 金利が様々

信販系のカードローンは、会社によって金利は様々で、一概に低い高いということが出来ません。
例えば、三井住友カードのゴールドローンなら金利は3.5%~9.8%ですが、セディナのFor Lile DXというカードローンは8.0%~18.0%です。
ですから、信販系のカードローンを考える場合には金利もしっかり調べる必要があります。

2. 審査厳しさは銀行系と消費者金融の中間

信販系のカードローンは、銀行系のカードローンに比べて金利は高い分、審査は銀行より柔軟ですが、消費者金融の審査よりは厳しめ、という位置づけです。

3. 初回から限度額が高い

消費者金融のカードローンは、初回は限度額が抑えられることが多いのですが、信販系のカードローンは消費者金融より限度額が高くなっている会社が多くあります。ただし、限度額は審査状況によりますから、誰でも最初から限度額が高くなるとは限りません。

4. 即日融資不可

信販系の会社と、銀行や消費者金融の違いの1つに、店舗数の少なさがあります。店舗が少ないことから、契約はWEBが基本ですが、ローンカードが手元に届くまで時間がかかり、即日の融資には対応していません。

信販会社のカードローンは、おおまかに言えば銀行と消費者金融の中間に位置づけられるもので、カードローンを利用することで勇退サービスを受けられる会社もあります。ただ、即日融資には対応しておらず、専業主婦や所得がない人は利用できませんので、信販系でお金を借りるのであれば、まずはクレジットカードにサービスとして付いているキャッシング枠を利用することを考えてみましょう。

ここで知っておきたいのが、”総量規制”

このように見てくると、銀行系のカードローンと、消費者金融のカードローン、信販系のカードローンにはあまり差がないように思えます。
しかし、この3つの最大の違いは、適応される法律です。
銀行は銀行法という法律が適応されている一方、消費者金融や信販系金融機関は貸金業法という法律が適応されます。
1983年に施行されたこの貸金業法の、2006年の法改正時に「貸金業の適正化」として設けられた規制の1つが総量規制です。

そもそも2006年に貸金業法が改正されるきっかけとなったのは、社会問題にもなっていた「サラ金地獄」です。
法改正以前は、消費者金融では今とは比べ物にならないほど高い金利で融資を行っており、借金を返済するためにまた別の消費者金融から借金をする、といった多重債務者が続出し、自己破産者や自殺者も増加の一途をたどっていました。
こうした社会状況に対応するため、貸金業法が改正されたのです。

この改正の時に、多重債務者を減らすため、返済できないほどの借金ができないような仕組みが作られました。

それが、総量規制です。

総量規制で貸金業者からの借入額は、年収の3分の1を超えない範囲と設定されています。
先ほど、消費者金融系のカードローンは、年収や職業についての審査基準が良心的でも、他社の消費者金融からの借入額がチェックされる、とご紹介したのは、この総量規制があるからなのです。
つまり、貸金業法の対象となる消費者金融や信販系の借入額が収入の3分の1を越えて借入をすることができないため、新規申し込み時の審査は、他社の借入額によって結果が変わることがあるのです。
消費者金融の審査では、たとえ嘘の申告をしてもすべての借入状況を確認されますから、もしも総量規制の範囲を越えている場合は新たに消費者金融や信販系での借入を行うことは出来ません。
ただ、総量規制はもともと利用者が多重債務に陥らないために作られた規制ですから、もし規制の範囲を越えている場合は、債務整理なども考えてみるのが自分のためにも良いのではないでしょうか。

ただし、総量規制がある貸金業法は、消費者金融や信販系の金融機関に対する法律なので、この法律の適用されない銀行からの借入は、総量規制の対象外となります。
この他にも、個人の借入でも事業資金としての借入も規制の対象にはなりません。
また、クレジットカードについても、キャッシングは総量規制の対象になりますが、ショッピング枠は規制対象ではありません。

このように、同じように利用できる銀行系のカードローンと、消費者金融や信販系のカードローンですが、総量規制の対象かどうかという大きな違いがあります。
この違いをしっかりと理解して、今後借入を考える場合には、総量規制も考えてどのカードローンにするかを選んでみてはいかがでしょうか。

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